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連載「読む力と違和感のあいだで」【第6回】その違和感から、何が育つか

2025/08/19

違和感は、読む力の入り口でした。
「わからない」「変だと思う」「納得できない」
そんな感覚を抱えながら、子どもたちは言葉と向き合い、自分の考えを育てていきます。
読むことは、意味との対話です。
そしてその対話は、問いを生み、問いは関係性を育てます。
読む力とは、ただの理解ではなく、世界と出会い直す力なのです。

この連載を通して、私たちは「読む力」と「違和感」のあいだにある揺らぎを見つめてきました。
それは、子どもが自分の言葉で世界を捉え直す営みであり、
保護者や教育者がその営みにそっと寄り添う姿勢でもありました。
でも、読む力は自然に育つものではありません。
それは、静かに、丁寧に、そして意図的に育てていくものです。
音読から黙読へ──
声に出して読むことから、心の中で読むことへ。
その移行には、見えにくいけれど大切なステップがあります。

そこで、今回「小山国語教室」では、
読む力の育ちを支える新しいレッスンを始めます。
黙って読める力を育てるレッスン
~音読から黙読へ/読む力が育つ5つのステップ~
このレッスンでは、
- 子どもが自分のペースで意味と向き合う時間
- 違和感を言葉にするための静かな対話
- 読むことを“考えること”へとつなげるプロセス
を、丁寧に育てていきます。

もしこの連載の中で、
「うちの子にも、こんな読み方ができるかもしれない」
「違和感を大切にする読書って、どうやって支えればいいんだろう」
そんなふうに感じてくださった方がいたら、
ぜひこのレッスンを体験してみてください。
読む力は、問いの力です。
そしてその問いは、子ども自身の世界を広げていきます。

このシリーズを読んでくださったすべての方へ。
違和感を怖がらず、問いを育てるまなざしを、これからも大切にしていけますように。

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[お知らせ]
新規レッスンを開講しました!
「小山国語教室・黙って読める力を育てるレッスン~音読から黙読へ/読む力が育つ5つのステップ~」
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小学2年生~小学4年生が対象です。この時期こそ、「読み方」を身につける好機!
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